タイのワチラロンコン国王誕生日とは
「ワチラロンコン国王誕生日」(His Majesty King Vajiralongkorn's Birthday / วันเฉลิมพระชนมพรรษารัชกาลที่ 10)は、毎年7月28日に祝われるタイの祝日です。タイ国王ワチラロンコン(ラマ10世)の誕生日を記念するこの日は、タイ王室への敬意と国民の結束を示す重要な祝日として広く祝われています。
ワチラロンコン国王誕生日の歴史的背景
ワチラロンコン国王(สมเด็จพระเจ้าอยู่หัว มหาวชิราลงกรณ บดินทรเทพยวรางกูร)は1952年7月28日に生まれ、2016年10月にラマ9世(プミポン・アドゥンヤデート国王)の崩御を受けてラマ10世として即位しました。
- ワチラロンコン国王の経歴:ワチラロンコン国王はタイ・イギリス・オーストラリアで教育を受け、タイ陸軍・海軍・空軍の各軍で訓練を受けた経歴を持ちます。皇太子時代から長年にわたり公務を務め、父君であるラマ9世のもとで王室の職務を担ってきました。
- 即位と戴冠式:2016年10月にラマ9世が崩御したのち、ワチラロンコン国王が即位しました。正式な戴冠式は2019年5月に執り行われ、タイ古来の伝統的な儀礼に基づいた盛大な式典となりました。
- 国王誕生日の意義:タイでは国王の誕生日は国民が王室への敬意と感謝を示す重要な日です。ワチラロンコン国王誕生日はチャクリー王朝の継続とタイ王室の繁栄を祝うとともに、国民の結束を新たにする日として位置づけられています。
ワチラロンコン国王誕生日の過ごし方
ワチラロンコン国王誕生日には王室関連の記念行事が行われるほか、各地でさまざまなイベントが開催されます。
- 記念式典:王宮や各地の公共施設で政府主催の記念式典が行われます。国王の肖像に花輪を捧げる行事や祝賀イベントが開催され、タイ国民が国王の誕生日を祝います。
- ライトアップ・装飾:バンコク市内の主要な建物や通りが黄色(国王のラッキーカラー)を基調とした装飾でライトアップされます。国王誕生日を祝う横断幕や装飾が街を彩ります。
- 公共サービスの休業:国定祝日のため官公庁や学校は休みとなります。主要なショッピングモールや飲食店は通常通り営業していますが、一部の個人商店は休業する場合があります。
観光・滞在時のアドバイス
ワチラロンコン国王誕生日の時期にタイを訪れる際に知っておくと便利なポイントをまとめました。
- 王宮周辺の混雑:国王誕生日には王宮周辺が混雑します。早めの訪問をおすすめします。なお王宮やワット・プラケオを訪れる際は肌の露出を抑えた服装が求められます。
- 王室への敬意:タイでは王室を批判する言動は不敬罪として法律で厳しく禁じられています。王室に関する発言や行動には十分注意しましょう。
- 公共サービスの確認:官公庁は休みとなるため、ビザの手続きや各種申請が必要な場合は事前に済ませておくことをおすすめします。

