プミポン国王崩御記念日とは
「プミポン国王崩御記念日」(His Majesty King Bhumibol Adulyadej the Great Memorial Day / วันนวมินทรมหาราช)は、毎年10月13日に祝われるタイの祝日です。2016年10月13日に崩御されたプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)を追悼するこの日は、タイ国民が深い敬意と感謝を捧げる重要な祝日です。
※崩御=国王や天皇がお亡くなりになること
プミポン国王崩御記念日の歴史的背景
プミポン・アドゥンヤデート国王(1927年〜2016年)は、1946年から2016年までの70年間にわたってタイを統治し、タイ史上最長の在位期間を誇る国王です。国民から「お父さん」と慕われ、その死はタイ国民に深い悲しみをもたらしました。
- ナワミンドラ・マハラートの称号:この祝日のタイ語正式名称「วันนวมินทรมหาราช」は「第9代の偉大な王」を意味します。タイ政府が公式に承認した名称で、国王への深い敬意が込められています。
- 70年の在位:プミポン国王は1946年6月9日に即位し、2016年10月13日に88歳で崩御されました。その在位期間はアジアの君主として史上最長の記録です。
- 国民の父:プミポン国王は農業・教育・医療・地方開発など数多くのプロジェクトを推進し、タイ国民の生活向上に生涯を捧げました。国王の誕生日(12月5日)が父の日とされているのも、国民の父として慕われていた証です。
- 祝日の制定:2017年から毎年10月13日が国定祝日として定められました。10月13日が土日にあたる場合は翌月曜日が振替休日となります。
プミポン国王崩御記念日の過ごし方
プミポン国王崩御記念日には全国各地で追悼式典が行われます。
- 黙祷と式典:国王が崩御された午後3時52分に全国で黙祷が捧げられます。王室主催の献花式典がバンコク市内で行われ、国民が参列します。
- 寺院での追悼:多くの国民が寺院を訪れ、僧侶への喜捨や祈りを通じて国王の冥福を祈ります。
- 黄色の服装:プミポン国王のシンボルカラーである黄色の服を着て敬意を示す国民が多く見られます。官公庁や建物も黄色の装飾で彩られます。
- 公共サービスの休業:国定祝日のため官公庁・学校・銀行は休みとなります。
観光・滞在時のアドバイス
プミポン国王崩御記念日の時期にタイを訪れる際に知っておくと便利なポイントをまとめました。
- 王室への敬意:タイでは王室を批判する言動は不敬罪として法律で厳しく禁じられています。国王の肖像や記念品を丁重に扱いましょう。
- 黙祷の時間:午後3時52分の黙祷の際は、周囲の方に合わせて静粛にするよう心がけてください。
- 服装:式典や寺院を訪れる際は黒や白など落ち着いた色の服装が望ましいです。

