タイの大晦日とは
「大晦日」(New Year's Eve / วันสิ้นปี)は、毎年12月31日に祝われるタイの国定祝日です。西暦(グレゴリオ暦)に基づく1年最後の日を祝うこの日は、タイ全土でカウントダウンイベントや花火が行われ、多くの人々が新年を迎える準備をします。
大晦日の過ごし方
タイの大晦日は、家族や友人と集まり新年を祝う賑やかな夜です。
- カウントダウンイベント:バンコクをはじめ全国各地でカウントダウンイベントが開催されます。特にセントラルワールド前のラチャプラソン交差点やアイコンサイアム周辺は大規模なイベントが行われ、多くの人々で賑わいます。
- 家族との時間:都市部以外では、家族で夕食を囲みながら静かに年越しを迎えるのが一般的です。大晦日には国営テレビや主要局がカウントダウン特番を放送し、自宅からでも盛大な年越し気分を味わうことができます。
- 年越し読経(สวดมนต์ข้ามปี):タイの年末年始に欠かせない仏教的な伝統行事です。12月31日の夜から1月1日にかけて、全国の寺院で僧侶と参拝者が一緒に読経を行います。政府主催の大規模なイベントも開催され、毎年1000万人以上が参加します。カウントダウンとは異なる、静かで厳かな新年の迎え方です。
- 寺院で鐘を鳴らす:一部の寺院では大晦日の夜に鐘をつく行事が行われます。煩悩を払い、清らかな気持ちで新年を迎えるための伝統的な風習です。
- 日系スーパーでのお節料理:バンコクにあるフジスーパーでは、クリスマスが過ぎると同時にお節料理やお正月用の食材が店頭に並び始めます。蒲鉾や伊達巻などの定番商品はもちろん、お餅をはじめ、おしるこやお雑煮に必要な具材も揃います。特に人気の高い栗きんとんは、早々に売り切れてしまうこともあります。タイにいながら日本の伝統的な「お正月の味」を楽しめるとあって、多くの在住日本人にとって1年に1度の欠かせない楽しみとなっています。
※フジスーパー1号店 = BTSプロンポン駅下車、スクンビット通りソイ33/1。(その他バンコク市内に複数店舗あります) - 公共サービスの休業:国定祝日のため官公庁・学校・銀行は休みとなります。ただしショッピングモールや飲食店は通常通り、もしくは延長営業する場合が多いです。
タイの主な大晦日イベント会場
各地で大規模なカウントダウンイベントが開催されます。バンコクのチャオプラヤー川沿いをはじめ、全国各地で花火が打ち上げられ、華やかな年越しムードに包まれます。
- セントラルワールド前(ラチャプラソン交差点):バンコク最大級のカウントダウンイベントが開催されます。BTSチットロム駅またはサイアム駅下車
- アイコンサイアム:チャオプラヤー川沿いで花火と光のショーが楽しめます。BTSチャルンナコーン駅下車またはBTSサパンタクシン駅近くのサトーン船着場からシャトルボート利用
- アジアティーク:チャオプラヤー川沿いのナイトマーケットでカウントダウンを楽しめます。BTSサパンタクシン駅近くのサトーン船着場からシャトルボート利用
- カオサン通り:外国人旅行者に人気のエリアで、街全体がカウントダウンムードに包まれます。
- チェンマイ(ナイトバザール周辺):ナイトバザール周辺で音楽イベントやカウントダウンが開催されます。バンコクより落ち着いた雰囲気で年越しを楽しめます。
- プーケット・パタヤ:ビーチ沿いで打ち上げ花火やクラブイベントが開催されます。外国人旅行者にも人気のエリアで、国際色豊かな年越しを楽しめます。
観光・滞在時のアドバイス
大晦日の時期に訪れる際、知っておくと便利なポイントをまとめました。
- 混雑と安全:大晦日のバンコク市内は非常に混雑します。貴重品の管理に十分注意してください。
- 交通:BTSやMRTは大晦日の夜に終夜運転または延長運転を行う場合があります。タクシーは混雑するため早めに手配することをおすすめします。
- アルコールの販売:大晦日は仏教関連の祝日ではないためアルコールの販売制限はありませんが、深夜0時以降の販売が制限される場合があります。
- 宿泊の早期予約:大晦日の時期はタイ全土で観光客が増えるため、宿泊施設の早期予約をおすすめします。特に川沿いのホテルは人気が高く早めに満室になることがあります。

